カテゴリー「お酒のうんちく」の2件の記事

2009年11月21日 (土)

ボジョレーヌーボーのお話

11月の第3木曜日
解禁されるボジョレヌーボー!

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フランス ブルゴーニュ南部ボジョレー地区で
その年に取れた葡萄の出来映えや
葡萄自体の収穫を祝うために作られています

ボジョレヌーボー最大の輸出国は日本です!
ボジョレー解禁!
と巷で話題になっているから
よし試しに飲んでみよう!
と思って買ってみたものの。。。
あれ 色が薄く味が物足りない
と感じてしまった方も多いと思います

★それは何故か?
実は作り方に秘密があります

↓↓↓

通常の赤ワインの作り方は
収穫した葡萄を潰して小枝を取り除き
その後、酵母を入れて発酵させます

そのままの状態で
3〜4日くらい醸し(かもし)
といって果皮や種子と果肉を漬け込み
皮からは色素
種からは渋みを抽出します

その後、皮と種を圧搾して取り除き
発酵後のワインを樽で最低でも
1年〜2年樽熟成させます

赤ワインの色調や複雑な香りは
醸し樽熟成にあります
ですから通常 
その年取れた葡萄の
ワインが飲めるのは1年先
最低でも来年以降と言う事になります

では ボジョレーヌーボーは
どうして今年飲めるのか? 

答えは
マセラシオン・カルボニック
という醸造法なのです

↓↓↓

大きなステンレスタンクに
収穫した黒葡萄を潰さずにそのまま
いっぱいになるまで詰め込みます
タンクに二酸化酸素を注入して
数日放置します
すると葡萄は細胞内で発酵を始め
皮が破れやすくなり
針で刺したように葡萄の皮に
ぷちぷちと穴があきます

その結果、皮の間から香りや
色の成分が果肉に移り
赤い果実の香りや
キャンディー香が出てきます
その後、皮と種を圧搾して醗酵させます

色がしっかり渋みは少ない
フルーティ&フレッシュな
ワインの出来上がり!

ちなみに
マセラシオン・カルボニック法に

①炭酸ガスを外から入れる方法
②葡萄をタンクに入れる際に潰れた一部の粒が
 醗酵し発生する二酸化炭素に頼る方法
がありますが②の造り手は
『自分たちはカルボニック
 ではなくナチュレルである』
 と言っているそう


通常何年もかけて造られるワイン。。。
それをボジョレーヌーボーは
数ヶ月で仕上げています
ボジョレーヌーボーは
ワイン界の中でも特別な存在
その年の葡萄の旬の味を
フレッシュに味わいます
渋みは丸くジュースの様にジューシー!
これがボジョレーヌーボー
の味わいの特徴なんです
 

どうか 
しゃびしゃび〜 とか言わずに
個性として受け止めてあげてくださいね




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2009年6月 1日 (月)

《honeymoon=蜂蜜の一ヶ月》ミード

6月 ジューンブライド 花嫁の季節
蜜月=ハネムーン の由来となったお酒があります
それはミードと呼ばれ蜂蜜から作られるお酒の事です

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6月は花嫁の季節にちなんでミードを
今まさに旬を迎えている
シェーブルチーズとのマリアージュを
ご紹介していきたいと思います!

写真のパンフレッ トは京都の蜂蜜専門店
《miel mie  ミール・ミィ》さんのもの
蜂蜜製品とミードの専門店です
miel mie http://www.miel-mie.com/

ミードの歴史はワインやビールよりも古く
14000年前に人類が初めて出会ったお酒という説があり
古代メソポタミアの粘度板に登場しています
数々の歴史的なエピソードがあるミード。。。

そのひとつが
《honeymoon=蜂蜜の一ヶ月》

新婚直後の新婦が一ヶ月間
外出せずに蜂蜜のお酒を造り
新郎に飲ませていたのだとか
それはハチに滋養強壮があることと
ハチの多産にあやかるためだと言うのです

妻が作ったミードを飲むと
第一子に男子をあやかる確率が高いために
その願いも込めて〈蜂蜜の一ヶ月〉は
蜜月=ハネムーンと呼ばれ
幸せと縁起物として健康と美容に良い飲み物として
親しまれるるようになったそう

ミードの原料は蜂蜜と水そして酵母菌です
様々な国の名水やいろいろな種類のお花の蜂蜜から作られ
スパークリング、ドライなもの、甘口のもの
とバラエティ豊か個性も様々なミードがあり楽しめます!
アルコール度数も比較的低めなので
アペリティフや食後酒にもぴったりですし
程よいドライ感もあり食中酒としても楽しめます
ほんのり蜂蜜の香るミードは和食にも好相性なのです

そろそろ梅雨入り季節で肌寒くなったりもするこの時期
ほんのり甘いミードとシェーブルチーズで爽やかに
しっとりと雨を楽しんでみてはいかがでしょうか?


どんなミードとシェーブルチーズが登場するかは
これからのお楽しみ。。。





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